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現地のエンスーならもっとびっくりのはず。
」 上記のように述べた弊店発【ウルトラマリンの本邦初公開】が2015年5月のこと。
「母国の関係者や愛好家達の間では既にカルトステイタス」と述べました。
以降2016年末まで、あとりえのウルトラマリン販売数は100本超に及んだものです。
今でこそ現インポーターに「1本でも良いから」と頼み込むショップが引きも切らないそうですが、当時は大半が「何それ?」状態。
(よくあるケースです)事実上の弊店独占販売が続く中、2017年の輸入元変更に伴い、レストランやホテル等の業務用途に軸足が置かれてしまいました。
お問い合わせを多数頂戴しておりますが、現輸入業者の方針が変わらぬ限り、ウルトラマリンの小売は期待が持てません。
(Cruse Wineレーベルは除く) ウルトラマリンを手掛けるマイケル・クルーズは、「特別なグランクリュ格」×「シングル・ヴィンヤード」×「メトード・シャンプノワーズ」の三要素が揃うカリフォルニア版レコルタン・マニュピュランの潜在力に脚光を浴びせた第一人者。
2016年、SFCより(※)最優秀醸造家に選ばれたマイケル・クルーズですが、その決め手となったワインはウルトラマリンばかりではありません。
(※ 幾つもの媒体が定めるあまたのワインメーカー・オブ・ザ・イヤーにあって、サンフランシスコ・クロニクル紙が制定するカリフォルニアワインにとって最も権威のある賞) マイケル・クルーズ自らがオーナー醸造家に就くクルーズ・ワインがいよいよの輸入開始。
偉才のプライベート・レーベルに相応しく、興味を掻き立てられるものばかりです。
《マイケル・クルーズ》 ヴァルディギエ “ランチョ・キミレス” ナパヴァレー 厳格評価のアントニオ・ガッローニ(ヴィノス)にかかると、万円スケールの品であっても90点台が困難とされる中、こちらに対しては価格帯有数の92点献上も。
(2015vtg)名の通る品種ばかりが一級品を生むわけでもありません。
【葡萄品種概要】ヴァルディギエ -Valdiguie- 「時折、グロ・オーセロワと呼ばれる品種。
南西フランスのロットで多収とウドン粉病に対する抵抗力が評価された19世紀の後半に一番流行した。
20世紀の初頭に質より量が強調されて“南西部のアラモン”と呼ばれフランスから殆ど根絶し、1988年の調査では僅か数百haしか残っていなかった。
その8年前にフランスの葡萄分類学者であるガレは北米を訪れた際に、カリフォルニアで1,600haの作付面積をもちナパ・ガメイ(Napa Gamay)として成功していた品種を、ヴァルディギエ以外の何ものでもないと識別した。
1990年代までに、この品種は公式統計から全く姿を消した。
」 (ジャンシス・ロビンソンMW著 “Jancis Robinson's Guide To Wine Grapes”より) 1960年代には、カベルネ・ソーヴィニヨンの世界最高品と誉れ高いイングルヌックがラインアップに擁するなど、19世紀末から20世紀初頭のナパ・ヴァレーには、“ヴァルディキエ”(ナパ・ガメイ)の栽培が然して珍しくなかったと記録されています。
現代においてもまた、クラシカルなナパ・ヴァレー産をこよなく愛するフロッグス・リープのジョン・ウィリアムスも珍重する一人。
樹齢85年超のヴァルディギエを今に蘇らせます。
(グルヌイユ・ルガンテ “ピンク” ロゼ) 古木が残存する畑やそこからの果実が再評価される中、とりわけ樹齢の高さを重んじる象徴が、ステレオタイプな価値観にとらわれぬ気鋭の若手醸造家達。
マイケル・クルーズに等しくエンスーが関心を寄せるホボのワインメーカー(The Hobo Wine Co. by Kenny Likitprakong)や、今、最も先鋭的な造り手の一つに挙げられるブロック・セラーズのクリス・ブロックウェイも手掛けるなど、脚光を浴びるオールドヴァイン・ヴァルディギエが増しています。
で、そんな貴重な果実はどこから賄われるか?マイケル・クルーズの好敵手と見られるベッドロックのモーガン・ピーターソンも然りですが、偉才と言われる醸造家はこういったあたりに目の付け所の違いを感じさせます。
【ヴィンヤード概要】ランチョ・キミレス・ヴィンヤード -Ranocho Chimiles Vineyard- 画像右をご覧下さい。
「1976年パリ事件の覇者」こと、かのスタッグスリープ・ワインセラーズには、このような激レアなソーヴィニヨンがあったりもします。
エントリー版の中にも“AVITA”(アヴィータ)と銘打つソーヴィニヨンが備えられますが、それは畑が複数に及ぶブレンド版。
主として白葡萄を産する自社畑、“ダニカ・ランチ”(Danika Ranch@オークノール地区)の果実より構成され、そこにランチョ・キミレスの果実も加えられます。
一方の画像右は、スタッグスSBにとって唯一無二の単一畑銘柄。
ところが実はこちら、エステイトワインではありません。
誇り高きスタッグスが自社畑産よりも上位に据えるシングルであり、果実の源は命名の通りにランチョ・キミレス。
マイケル・クルーズのヴァルディギエに等しく、全ての果実を単一畑産とします。
AVITAの為にはあえて外部栽培家の果実を加えるばかりか、単一畑ワインとしては格上げ版に位置付ける辺りからも、畑の潜在力を窺い知る事ができるでしょう。
ランチョ・キミレスの所在は、ナパ市街から東のヴァカ連山を超え、小さな尾根が連なる山あいの丘陵地帯。
ナパ・ヴァレーの中でも僻地のようなロケーションが奏功してか、生産性に重きを置くことなく古木を残せたかもしれません。
【ワイン造りと味わい】角の無い独特の曲線が自然の対流を促し、澱との接触を均一とする他、ミネラル香の生成に長けると言われる“コンクリートエッグ”こと卵型のコンクリート製600L発酵タンクを採用。
グラスの中では瑞々しい苺やバラを思わせる花のアロマ、口中にいてはコケモモやザクロ様な風味に優しい酸味を伴う果実感。
濾過ナシで瓶詰されている為にやや曇りのある色調であるも、旨みを極力逃さぬその恩恵からナチュラルな美味しさに溢れ、喉越しを熱くさせないアルコール(Alc.13%)が食事との好相性を物語ります。
【品種構成】ヴァルディギエ100% Valdiguie (ナパ・ガメイ Napa Gamay)【原産地呼称】カリフォルニア州>ナパ郡>ナパ・ヴァレーAVA|Napa Valley, California, USA【タイプ】[赤] ミディアムボディ Medium【内容量】750ml 「今まで出会ったワインメーカーの中でも抜き出るセンス」 (チャールズ・ハインツ) ▼ 各種マイケル・クルーズはこちら >> 現行年号に加えライブラリー品も粗全てがワイナリーSold Out。
売り切れ続出である中、幸いにも日本向け蔵出し分が確保されました。
但し各種の輸入数量は一桁ケースに留まります。
(よって当面の最終販売分もあり)
Review Count | レビュー件数 | 0件 |
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Shop Name | ショップ | カリフォルニアワインあとりえ |
Price | 商品価格 | 5,830円(税込み) |